民間外交の原点
中国との対話 2005年〜
私たちの行う民間外交の原点は2004年、中国国内で起こった激しい反日デモにあります。
中国の各都市で暴徒化し、中国に進出した日本企業の店舗を襲撃する若者もいました。隣の国でこんな状況が広がっているのに、関係改善に向けた政府の動きはなく、また、お互いのメディアは対立を煽るだけ。そして、多くの人が攻撃的な国内の声を怖れて沈黙を続けました。
一体誰がこの状況を止めることができるのか。それが私たちの疑問でした。
そして、 こうした対立的な世論を、課題解決の意志を持つ世論に変えられない
か、と。
そのためには、両国の国民に開かれた公開の場で、両国を取り巻く困難について本気で話し合う場が必要だと考えました。
そして2005年、日本と中国の民間対話の舞台である「東京-北京フォーラム」を立ち上げました。
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