2023年10月19日

「東京-北京フォーラム」特別分科会では核問題を議論します

10月18日〜20日「第19回東京-北京フォーラム」開催

言論NPOは、今年10月18日~20日の期間、北京にて4年ぶりに対面形式で「第19回東京-北京フォーラム」を開催します。

“平和”を全体テーマに掲げ、台湾や北朝鮮における問題だけでなく、核問題を含めた様々な課題について議論します。中国が国際的な課題の解決に足並みを揃えるよう、本気の対話が始まります。

特別分科会では核問題を議論

ウクライナ戦争におけるロシアの「核の威嚇」は、これまで積み重ねてきた世界の核秩序を大きく崩してしまいました。そのリスクはアジア地域にも広がり、核保有国の核軍拡や北朝鮮の核開発の動きが目立つようになっています。このような背景の中で、日中は核の様々な不安にどう向き合い、連携していくべきなのでしょうか。10月19日に行われる特別分科会では、「核の安全体制の構築にむけた日中協力」をテーマに日中の有識者が議論を行います。中国と核問題を議論するという、極めて異例な対話が始まります。

「第19回東京-北京フォーラム」開催概要

開催日: 2023年10月18日(水)、19日(木)、20日(金)
会場:  北京国際飯店(北京東城区建国門内大街9号)
テーマ:「日中平和友好条約45周年に考える -アジアと世界の平和に向けた日中両国の責任」

7つの分科会:

政治・外交 「日中平和友好条約をいかに再出発させるか」

経済  「世界経済のリスク回避と日中の役割」

デジタル 「目指すべきデジタル社会と人工知能の共同ガバナンス」

メディア 「日中平和友好条約の今日的な意味と報道の役割」

青年対話 「新しい日中関係を目指し日中の若者が担うべき役割」

安全保障 「地域紛争の適切な対応と平和的解決」

特別  「核の安全体制の構築にむけた日中協力」