東京会議第二弾:国際シンポジウム開催!
2025.04.27

「東京会議2025」に続き、The Eldersと共催で、国際シンポジウム「今こそ問われる世界的連帯」を開催します!

 第二次世界大戦終結から80周年の節目を迎える中、米トランプ政権の自国第一主義的な行動が世界の混乱に拍車をかけています。気候変動危機や核戦争の脅威など地球規模の危機に対し、各国は一致して協力するどころか、より分断と対立を深め、自国利益のための行動だけが世界を支配する傾向が強まっています。米国の科学誌が公表する今年の終末時計は、「人類滅亡」へ過去最短の残り89秒を示したのは、こうした歴史の逆行に対する警告です。

 今、私たちが改めて考えたいのは「世界の協力」です。過去80年間、国際社会が長きにわたり懸命な努力と多くの犠牲の上に築き上げた法の支配と多国間主義が壊れようとしています。

 去る3月上旬、言論NPOが主催した「東京会議」に、アジアやヨーロッパの首脳や国際機関の代表、主要10か国のシンクタンクの代表者が集まったのは、歴史的困難に世界が力を合わせるためです。

 そして5月、再び言論NPOは東京で世界の協力を考える対話を行います。

 今回は、故ネルソン・マンデラが立ち上げた非営利組織・Eldersの協力の下、元国家首脳やノーベル平和賞受賞者が登壇します。戦後80周年の象徴的な取り組みとして核兵器の廃絶を求めて広島に集まるEldersのメンバーと言論NPOは、流動化する世界において結束を主張しています。

 日本からは、G7広島サミットで平和と核なき世界を訴えた岸田文雄・前内閣総理大臣が登壇します。

 国際協力の旗を掲げ、分断と対立が続く世界に、新しい変化を日本から起こすため、民間から議論を興し、世界に発信します。是非、ご参加ください。

詳細はこちらから

「東京会議2025」は3月3日~5日に開催します!
2025.02.20

「東京会議」は、国際秩序が不安定化する中で、自由と民主主義、法の支配、ルールに基づく秩序の立ち位置から国際協調と多国間協力を促進するため、2017年に言論NPOが東京で立ち上げたハイレベルな国際会議です。

「東京会議2025」では、トランプ米大統領の自国第一主義に基づく挑戦的な行動や多国間協力の危機、ウクライナ戦争など、いま世界が問われる課題を世界11カ国のシンクタンク代表と各国の要人が議論し、世界に提案します。

日時:2025年3月4日(火)

   ※3月4日(火)の「公開フォーラム」のみ、一般参加が可能です。

会場:東京プリンスホテル プロビデンスホール(東京都港区芝公園3丁目3-1)

メインテーマ:国連創設80周年に問われる国際協調と平和の修復

参加費:無料

通訳:日英同時通訳

申込締切:2025年2月26日(水)   ※お申込みは締め切りました

12:30-18:30  公開フォーラム

  「国連創設80周年に問われる国際協調と平和の修復」

12:30-12:50 開会挨拶、主催者挨拶

 開会挨拶: 岸田文雄(「東京会議」最高顧問、前内閣総理大臣)

 主催者挨拶: 工藤泰志(言論NPO代表)

12:50-13:50 基調講演

 基調講演者:

 アントニオ・グテーレス(国際連合事務総長)*ビデオメッセージ

 アフナ・エザコンワ(国連開発計画(UNDP)総裁補兼アフリカ地域局長)

 スシロ・バンバン・ユドヨノ(元インドネシア大統領)

 ヘレン・クラーク(ニュージーランド元首相)*ビデオメッセージ

 ライムンド・トマシュ・アンジェイチャク(前ポーランド軍参謀総長)

13:50-14:50 パネルディスカッション

15:00-16:30 セッション1 「トランプ時代の国際協調を誰が守るのか」

16:45-18:15 セッション2 「ウクライナ停戦と和平を考える」

18:15-18:30  閉会式

 G7議長国(カナダ)への提言

 閉会挨拶:藤崎一郎(日米協会会長、元駐米国大使)

2024年12月3~5日に東京にて「第20回東京―北京フォーラム」を開催いたします!
2024.10.23

「東京‐北京フォーラム」は、2005年に両国の有識者が中心となり日中間の課題や障害を対話の力で乗り越えることを目指し、設立された民間対話の舞台です。過去20年間どんな困難が両国間にあっても、政府間外交が止まっても、一度も途切れることなく対話を継続してきました。こうした対話は例がなく、今は日中関係の将来に大きな影響力を与える唯一の舞台となっています。

 昨年の「第19回東京―北京フォーラム」では、日中の民間の場で、初めて「核問題」について議論し、「核なき世界の理想に現実を近づけるために協力して努力する」こと合意をしました。

⇒ドキュメンタリー動画はこちら

 今、世界は分断を深め、複合的な危機の解決に向けて協力できないでいます。私たちは、地政学的な対立や価値観による亀裂を乗り越え、課題解決に向けて世界が力を合わせるためには、政治制度や国情が異なる国とも連携が必要だと考えます。

 そこで、本年は、「多国間協力に基づく世界秩序と平和の修復に向けた日中協力」を全体テーマに、ルールに基づいた秩序づくりや、世界やアジアの平和と協力のために、日中が違いを乗り越えどのような責任を果たすことが出来るかを議論します。

 常設の6分科会の他、「紛争解決と平和構築」と「多国間協力の修復」をテーマにした2つの特別分科会を設け、日中両国の各界を代表する識者や実務家約100名が東京に集まり、議論します。

 世界やアジアの平和と協力に向けたこの議論の場に、是非ご参加ください!

「第20回東京-北京フォーラム」開催概要

日時: 2024年12月3日(火)~5日(木)
会場: ザ・プリンスパークタワー東京「コンベンションホール」 
    (東京都港区芝公園4丁目8−1)
テーマ:「多国間協力に基づく世界秩序と平和の修復に向けた日中協力」
通訳: 日中同時通訳
参加費:無料
主催: 言論NPO、中国国際伝播集団

プログラム:
12月3日(火)
 18:30~20:30 晩餐会 ※パネリスト、関係者のみ
12月4日(水)
 9:00~12:00 開会式、全体会議(政府挨拶・主催者挨拶・基調講演・パネルディスカッション)
 13:30~15:30 分科会:経済、特別①(紛争解決と平和構築)、メディア
 15:50~17:50 分科会:政治・外交、特別②(多国間協力の修復)、デジタル
12月5日(木)
 9:30~11:30 分科会:青年、安全保障
 13:00~16:10 閉会式、全体会議(大使挨拶・分科会総括・次期10年座談会・共同声明発表)

多極化、分断化する世界で国際協調をどう回復するかー3月14日開催「東京会議2024」公開フォーラム
2024.02.9

世界が複合的な危機に直面する中、民主主義国はどう力を合わせるのか

世界は今、経済の分断や常態化した気候変動の脅威、食糧危機や脱炭素の後退、途上国の債務危機に直面しています。世界は二つの戦争を止められないだけではなく、こうした危機をより加速させています。
しかも、イスラエル・ガザ戦争への対応で露呈した欧米のダブルスタンダードはグローバル・サウスとの溝を拡大し、今年11月にある米国の大統領選の結果に世界は身構え始めています。こうした複合化した危機を食い止めるために、日本や世界の民主主義国にどのような努力が問われているのか。

日本から世界に強いメッセージを発信

「東京会議 2024」では、国家首脳級の基調講演者に加え、世界を代表する10カ国のシンクタンクのトップ、そしてIMF、WTO、UNDP、AU(アフリカ連合)、NATOなど国際機関からのハイレベルなスピーカー約30名が東京に集結し、この日本から世界に強いメッセージを打ち出します。

世界の危機に最先端で取り組むこの議論の場に、是非ご参加ください。

開催概要

日付:2024年3月14日(木)12:30-18:30

会場:東京プリンスホテル2階「マグノリアホール」

    (東京都港区芝公園3丁目3-1)

メインテーマ:多極化、分断化する世界で多国間主義による国際協調をどう回復させるか

通訳:日英同時通訳
参加費:無料

申込締切:2月29日(木)
定員:会場300名
   ※定員に達し次第締め切らせていただきます。

   ※対面での参加となります。
主催:言論NPO
お問い合わせ:言論NPO事務局 tokyo-registration@genron-npo.net

東京会議2024は3月に開催決定!:世界をリードするスピーカーが東京に集結
2024.01.5

言論NPOは2024年3月13日から15日にかけて、「東京会議2024」を開催します。「東京会議」は、2017 年に言論NPOが東京で立ち上げた日本発のハイレベルな世界会議です。世界の知的論壇や世論形成に強い影響力を持つ世界を代表する10 のシンクタンクの代表が東京に集まり、国際社会がまさに今直面するグローバルな課題について、東京から議論を発信し、会議内での意見をまとめG7議長国に提案します。

今年のメインテーマは、「多極化、分断化する世界で多国間主義による国際協調をどう回復させるか(仮題)」。ウクライナ戦争の長期化とイスラエル・ガサ衝突は様々なグローバルリスクを拡大すると同時に、欧米の矛盾が露呈しています。グローバルサウスの国々との考えに溝が広がる中、いかに国際協調の立て直しを考えるか議論します。

「東京会議2024」は対面で開催し、300名限定で会場にてご参加いただけます。登壇するパネリストや参加方法の詳細は1月末にご案内予定です。ぜひ、ご参加ください。

「東京会議2024」開催概要

 日時:2024年3月13日(水)、14日(木)、15日(金)

 場所:東京プリンスホテル

「東京-北京フォーラム」特別分科会では核問題を議論します
2023.10.19

10月18日〜20日「第19回東京-北京フォーラム」開催

言論NPOは、今年10月18日~20日の期間、北京にて4年ぶりに対面形式で「第19回東京-北京フォーラム」を開催します。

“平和”を全体テーマに掲げ、台湾や北朝鮮における問題だけでなく、核問題を含めた様々な課題について議論します。中国が国際的な課題の解決に足並みを揃えるよう、本気の対話が始まります。

特別分科会では核問題を議論

ウクライナ戦争におけるロシアの「核の威嚇」は、これまで積み重ねてきた世界の核秩序を大きく崩してしまいました。そのリスクはアジア地域にも広がり、核保有国の核軍拡や北朝鮮の核開発の動きが目立つようになっています。このような背景の中で、日中は核の様々な不安にどう向き合い、連携していくべきなのでしょうか。10月19日に行われる特別分科会では、「核の安全体制の構築にむけた日中協力」をテーマに日中の有識者が議論を行います。中国と核問題を議論するという、極めて異例な対話が始まります。

「第19回東京-北京フォーラム」開催概要

開催日: 2023年10月18日(水)、19日(木)、20日(金)
会場:  北京国際飯店(北京東城区建国門内大街9号)
テーマ:「日中平和友好条約45周年に考える -アジアと世界の平和に向けた日中両国の責任」

7つの分科会:

政治・外交 「日中平和友好条約をいかに再出発させるか」

経済  「世界経済のリスク回避と日中の役割」

デジタル 「目指すべきデジタル社会と人工知能の共同ガバナンス」

メディア 「日中平和友好条約の今日的な意味と報道の役割」

青年対話 「新しい日中関係を目指し日中の若者が担うべき役割」

安全保障 「地域紛争の適切な対応と平和的解決」

特別  「核の安全体制の構築にむけた日中協力」

「東京-北京フォーラム」締結から45周年を迎えた日中平和友好条約を議論
2023.10.19

政治・外交分科会では「日中平和友好条約」について議論

今年は日中平和友好条約の締結から45周年です。しかしながら、「どんな紛争も平和的に解決する」という条約の理念はすでに形骸化し、十分な外交努力は行われていません。この問題をどう解決するのかが、もう一つの大きな論点です。

世界の平和秩序が揺らぎ、平和に対する努力が国際社会で厳しく問われる中、世界や地域の平和と繁栄に責任を負う日中両国は、どのようにその責任を果たすべきなのでしょうか。この局面で私たちが合意すべき平和の宣言とは何か、日中平和友好条約はそれに合わせてどう補強されるべきなのか、両国政府の関係者・専門家が真正面から議論します。

「第19回東京-北京フォーラム」開催概要

開催日: 2023年10月18日(水)、19日(木)、20日(金)
会場:  北京国際飯店(北京東城区建国門内大街9号)
テーマ:「日中平和友好条約45周年に考える -アジアと世界の平和に向けた日中両国の責任」

7つの分科会:

政治・外交 「日中平和友好条約をいかに再出発させるか」

経済  「世界経済のリスク回避と日中の役割」

デジタル 「目指すべきデジタル社会と人工知能の共同ガバナンス」

メディア 「日中平和友好条約の今日的な意味と報道の役割」

青年対話 「新しい日中関係を目指し日中の若者が担うべき役割」

安全保障 「地域紛争の適切な対応と平和的解決」

特別  「核の安全体制の構築にむけた日中協力」

「東京-北京フォーラム」次世代が描く新しい日中関係とは
2023.10.19

次世代の日中関係を担う若者による「青年対話」

青年対話は、昨年の東京-北京フォーラムから新たに始まった取り組みです。日中の45歳以下の若いパネリストが、現在の日中関係をどう見ているかやさまざまな国際問題や将来についてどう考えているか、ということについて率直に対話を行います。

「新しい日中関係を目指し若者が担うべき役割」

現在の日中関係は、政府間の協議が停止しているだけでなく、コロナ禍前と比較して民間や企業間の交流、さらには人的交流も減少しています。また、気候変動、感染症拡大、核の不拡散といった国境を越える深刻な問題に対し、各国は共同歩調を取ることが出来ていません。未来に向けてこれらの課題にどう力を合わせ取り組むべきなのでしょうか。青年対話では、「新しい日中関係を目指し若者が担うべき役割」をテーマに若者の役割について議論します。

「第19回東京-北京フォーラム」開催概要

開催日: 2023年10月18日(水)、19日(木)、20日(金)
会場:  北京国際飯店(北京東城区建国門内大街9号)
テーマ:「日中平和友好条約45周年に考える-アジアと世界の平和に向けた日中両国の責任」

7つの分科会:

政治・外交 「日中平和友好条約をいかに再出発させるか」

経済  「世界経済のリスク回避と日中の役割」

デジタル 「目指すべきデジタル社会と人工知能の共同ガバナンス」

メディア 「日中平和友好条約の今日的な意味と報道の役割」

青年対話 「新しい日中関係を目指し日中の若者が担うべき役割」

安全保障 「地域紛争の適切な対応と平和的解決」

特別  「核の安全体制の構築にむけた日中協力」